このページでは、複数の変数に値をいれる(記憶させる;代入する)ことを説明します。
目次
逐次 | |
例1 | |
動作確認1 | |
例2 | |
動作確認2 | |
レッスン6では? |
複数の変数に値をいれるときは、順番に1つずつ入れていきます。2つの変数に値を代入したい場合は、
変数名1:=値1;
変数名2:=値2;
とします。
コンピュータは、この2つの変数の設定を同時には行いません。順番に上の代入から行っていきます。一般に、複数の代入文は上から順に実施(もう少し専門的な言葉で書けば、「実行」)されます。このように、上から順に実行されることを逐次実行と呼んでいます。
他のページで説明する方法を使えば、この実行する順を変えることもできます。しかし、それら方法を使わなければ、上から順番に実行されるのです。
Q&Aコーナー |
Q:逐次はプログラムの3大要素の1つと聞きました。「3大」というくらいですから、非常に大事なことなのでしょうね。残りの2つの要素はなんですか? |
A:ここをクリック。 |
次のようなプログラムをみてみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
2行目のvar x,y:integer;では、
のような2つの箱がコンピュータ内で用意されます。
4行目で、xに100を代入していますので、概念的には、xの箱の中には100が入る図になります。
5行目で、yに10を代入していますので、yの箱の中には10が入ります。
Q&Aコーナー |
Q:他のプログラムで、 x:=100; y:=10; のように、2つの代入を1行に書いてありました。これは、正しいのでしょうか? |
A:ここをクリック。 |
それでは、4行目と5行目を交換して
とすると、どうなるでしょうか。予想してみましょう。下で動作確認をしますので、自分の予想と一致するかを確認してください。
それでは、動作確認をしてみましょう。動作確認をする前に、Internet Explorerの設定が適切がを調べてください。
Pascalシミュレータによる動作確認
[注意]このリンク先のページはInternet Explore
3.0以降で正しく表示されます。
次のようなプログラムをみてみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
4行目で、xに100を代入していますので、概念的には、xの箱の中には100が入る図になります。
しかし、5行目で、xに10を代入していますので、xの箱の中には10が入り,、4行目で行った100の値は消えてしまいます。
「:=」は、図的には、箱の中の数字を変更することであることをもう一度確認してください。
それでは、動作確認をしてみましょう。
Pascalシミュレータによる動作確認
[注意]このリンク先のページはInternet Explore
3.0以降で正しく表示されます。
次のページでは、計算について学習します。いよいよコンピュータプログラムらしくなってきます。
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このページの最終更新日は 99/03/20 です。
掲載責任者・ページ作成者: (c)板谷雄二(itaya@alice.asahi-u.ac.jp)