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レッスン14:復習−判断

次の順で説明します。

プログラム
プログラム説明
変数宣言
代入と判断文
動作確認
レッスン15では

プログラム

次のプログラムでは、iの絶対値とjの和を求めます。

  1. program review2;
  2. var i,j,k:integer;
  3. begin
  4.   i:=-100;
  5.   j:=10;
  6.   if i<0 then
  7.     i:=-i;
  8.   k:=i+j;
  9. end.

[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

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プログラム説明

変数宣言

2行目では、i、j、kの3つの整数型(integer)の変数を宣言しています。

変数の概念図

代入と判断文

4行目のi:=-100と5行目のj:=10によって、次のようになります。

iが-100、jが10

6行目のif文では、i<0のとき7行目の処理をし、i<0でないとき7行目の処理をしないことの判断をしています。今の場合、iは0より小さいですので、7行目のi:=-iが実行されます。もし、4行目がi:=100でしたら、7行目は処理されません。

このi:=-iには右辺と左辺に同じiが入っていますので、紛らわしく見えます。この意味は、右辺の-iを計算して、その計算値を左辺のiに代入するということです。-iは-(-100)=100ですので100になり、その100がiに代入されますので、iの箱には100が入ります。

iが100、jが10

すなわち、6行目と7行目でiの絶対値(iの絶対値は、iが正または0ならばi、またiが負ならば−iです)を求めています。

8行目では、、k:=i+jを処理しています。

iが100、jが10、kが110

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動作確認

Pascalシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。

Pascalシミュレータによる動作確認
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レッスン15では?

次のページでは、繰り返し文の復習をします。

[レッスン15へ]

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このページの最終更新日は 99/03/20 です。
掲載責任者・ページ作成者: (c)板谷雄二(itaya@alice.asahi-u.ac.jp)