Mj0028.gif (1624 バイト)EMj0032.gif (1540 バイト)Mj0019.gif (1601 バイト)EMj0033.gif (1754 バイト) 3

レッスン15:復習−繰り返し

次の順で説明します。

プログラム
プログラム説明
変数宣言と代入文
繰り返し文
for文の形式
動作確認
レッスン16では

プログラム

次のプログラムでは、j:=i+jの計算を3回繰り返します。

  1. program simpleEx3;
  2. var i,j,k:integer;
  3. begin
  4.   i:=100;
  5.   j:=10;
  6.   for k:=1 to 3 do
  7.     j:=i+j;
  8. end.

[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

先頭へ戻る

プログラム説明

変数宣言と代入文

2行目、4行目、5行目では、i、j、kの3つの整数型(integer)の変数を宣言し、iに100を代入し、jに10を代入しています。

iが100、jが10

繰り返し文

6行目と7行目のforブロックでは、kを1から3まで1つずつ増やしながら、7行目の処理をします。この繰り返しの処理を詳しく見てみましょう。

まず、6行目のfor文にk:=1とありますので、kの値は1になります。

iが100、jが10、kが1

次に、7行目のj:=i+jが実行されます。iが100、jが10ですので、i+jが110になり、その値がjに代入されます。

iが100、jが110、kが1

6行目に戻ってkを1つ増やして2にし、7行目でj:=i+jを計算します。

iが100、jが210、kが2

再び、6行目に戻ってkを1つ増やして3にし、7行目でj:=i+jを計算します。

iが100、jが210、kが3

6行目のtoの後が3になっています。kはその値になっていますので、これ以上繰り返しは行われません。

for文の形式

for文の形式は

for 制御変数:= 初期値 to 最終値 do
   繰り返し処理する文

です。まず、制御変数の値を初期値におき、次の文を処理します。次に、制御変数の値を1つ増やし、次の文を処理します。次々と制御変数の値を増やしていき、最終値を越えたら、for文の処理を終了します。繰り返し処理する文が複数ある場合は、beginendでブロック構造にします。

先頭へ戻る

動作確認

Pascalシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。

Pascalシミュレータによる動作確認
[注意]このリンク先のページはInternet Explore 3.0以降で正しく表示されます。

レッスン16では?

次のページでは、配列の復習をします。

[レッスン16へ]

先頭へ戻る


TitleLineAnim.gif (2453 バイト)

Ln769.gif (641 バイト)

このページの最終更新日は 99/03/20 です。
掲載責任者・ページ作成者: (c)板谷雄二(itaya@alice.asahi-u.ac.jp)