次の順で説明します。
プログラム | |
変数宣言 | |
代入 | |
動作確認 | |
レッスン14では |
次のプログラムを実行してみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
2行目では、i、j、kの3つの整数型(integer)の変数を宣言しています。この宣言によって、コンピュータのメモリ上に、i、j、kのための領域が確保されます。概念的には、
と表せます。それぞれの領域は箱で表され、箱にはi、j、kの名前が付けられ、区別できるようにしています。その箱には整数型のデータを記憶でき、そのデータを箱の中に書くことにしましょう。
Pascalのプログラムは、繰り返し文(for、while、repeat)や判断文(if)などの処理の順序を変更する命令以外は上から順に処理されます。上のプログラムでは、4、5、6行目の順で処理されます。
4行目のi:=100は、iの領域に100を入れますので、iの箱に中に100が書かれます。
5行目のj:=10では、jの箱の中に10が書かれます。
6行目のk:=i+jでは、iの箱に書かれている値(100)とjの箱に書かれている値(10)を加えて、その加算値(110)をkの箱の中に書きます。
Pascalシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。
次のページでは、判断文の復習をします。
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このページの最終更新日は 99/03/20 です。
掲載責任者・ページ作成者: (c)板谷雄二(itaya@alice.asahi-u.ac.jp)