インターネットエクスプローラで学ぶC言語(入門編)

レッスン14:復習−判断

このレッスンで学ぶことは?
判断について復習します。
クイックジャンプ: プログラム | プログラムの説明 | 動作確認 | 次のレッスンでは

プログラム
次のプログラムでは、iの絶対値とjの和を求めます。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

  1. void main(void)
  2. {
  3.   int i,j,k;
  4.   i=-100;
  5.   j=10;
  6.   if (i<0)
  7.     i=-i;
  8.   k=i+j;
  9. }



変数宣言

3行目では、i、j、kの3つの整数型(int)の変数を宣言しています。

代入と判断文

 4行目のi=-100と5行目のj=10によって、次のようになります。

 6行目if文では、i<0のとき7行目の処理をし、i<0でないとき7行目の処理をしないことの判断をしています。今の場合、iは0より小さいですので、7行目のi=-iが実行されます。もし、4行目がi=100でしたら、8行目は処理されません。
 このi=-iには右辺と左辺に同じiが入っていますので、紛らわしく見えます。この意味は、右辺の-iを計算して、その計算値を左辺のiに代入するということです。-iは-(-100)=100ですので100になり、その100がiに代入されますので、iの箱には100が入ります。下図のようになります。

すなわち、6行目と7行目でiの絶対値(iの絶対値は、iが正または0ならばi、またiが負ならば−iです)を求めています。
 8行目では、、k=i+jを処理しています。下図のようになります。

動作確認
Cシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。

Cシミュレータ
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
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次のレッスンでは?
次のレッスン15では、繰り返し文の復習をします。[レッスン15へ]


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このページの最終更新日は 00/01/25 です。
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