インターネットエクスプローラで学ぶC言語(入門編)

レッスン15:復習−繰り返し

このレッスンで学ぶことは?
このレッスンでは繰り返しについて復習します。
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プログラム
次のプログラムでは、j=i+jの計算を3回繰り返します。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

  1. void main(void)
  2. {
  3.   int i,j,k;
  4.   i=100;
  5.   j=10;
  6.   for(k=1;k<=3;k=k+1)
  7.     j=i+j;
  8. }



変数宣言と代入文

 3行目4行目5行目では、i、j、kの3つの整数型(int)の変数を宣言し、iに100を代入し、jに10を代入しています。下図のようになります。

繰り返し文

 6行目7行目forブロックでは、kを1から3まで1つずつ増やしながら、7行目の処理をします。この繰り返しの処理を詳しく見てみましょう。
 まず、6行目for文にk=1とありますので、kの値は1になります。下図のようになります。

 for文の条件k<=3を満足しますので、7行目のj=i+jが実行されます。iが100、jが10ですので、i+jが110になり、その値がjに代入されます。下図のようになります。

 6行目に戻ってk=k+1を実行しkを1つ増やして2にし、for文の条件k<=3を満足しますので、7行目でj=i+jを計算します。下図のようになります。

 再び、6行目に戻ってkを1つ増やして3にし、for文の条件k<=3を満足しますので、7行目でj=i+jを計算します。下図のようになります。

 再び、6行目に戻ってkを1つ増やして3にします。for文の条件k<=3を満足しませんので、これ以上繰り返しは行われません。

形式
for文の形式は
  for(式1; 条件; 式2)
   繰り返し処理する文;
です。まず、「式1」が実行されます。次に、「条件」がチェックされ、「条件」を満たしていなければfor文の処理を終えます。もし「条件」を満たしていれば、「繰り返し処理する文」が実行され、「式2」を実行されます。また、「条件」をチェックし、満たしていれば、「繰り返し処理する文」が実行され、「式2」が実行されます。すなわち、「条件」を満たしている間、「繰り返し処理する文」と「式2」が順に実行されます。
 繰り返し処理する文が複数ある場合は、「 {  」と「 } 」で複数の文を囲んでブロック構造にします。

動作確認
Cシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。

Cシミュレータ
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
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次のレッスンでは?
次のレッスン16では、配列の復習をします。[レッスン16へ]


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このページの最終更新日は 00/01/25 です。
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