
このレッスンでは今まで学習した内容を復習をします。
クイックジャンプ: プログラム | 変数宣言 | 代入 | 動作確認 | 次のレッスンでは
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次のプログラムを検討してみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
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プログラムは、1行目のvoid main(void)から処理が開始されます。処理の本体は3行目から6行目ですが、それらを2行目と7行目のように「
{ 」と「 } 」で囲みます。
3行目では、i、j、kの3つの整数型(int)の変数を宣言しています。この宣言によって、コンピュータのメモリ上に、i、j、kのための領域が確保されます。概念的には、

と表せます。それぞれの領域は箱で表され、箱にはi、j、kの名前が付けられ、区別できるようにしています。その箱には整数型のデータを記憶でき、そのデータを箱の中に書くことにしましょう。宣言直後では、0(ゼロ)の値が記憶されているとして、図では箱の中に0を書き入れています。
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C言語のプログラムは、繰り返し文(for、while、do〜while)や判断文(if)などの処理の順序を変更する命令以外は上から順に処理されます。上のプログラムでは、4行目、5行目、6行目の順で処理されます。
4行目のi=100はiの領域に100を入れますので、4行目の処理をすると、iの箱に中に100が書かれます。

5行目のj=10では、jの箱の中に10が書かれます。

6行目のk=i+jでは、iの箱に書かれている値(100)とjの箱に書かれている値(10)を加えて、その加算値(110)をkの箱の中に書きます。

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Cシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。
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Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
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次のレッスン14では、判断文の復習をします。[レッスン14へ]
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