このページでは、下の順で計算について学習します。よりコンピュータプログラムらしくなってきます。
クイックジャンプ: インクリメント・デクリメント | 例 | 動作確認 | 次のレッスンでは?
x=x+1では、右のx+1を計算し、その結果を左の変数xに代入します。すなわち、xに記憶されている値に1を加え、その結果をxに代入します。
例えば、変数xに5が記憶されている場合、x+1がまず計算されて、5+1で6が得られ、その6が変数xに代入されるのですから、最終的にはxに6が記憶されることになります。xに記憶されている値が5から6に増えます。x=x+1というプログラムは、xに記憶されている値をひとつ増やすことになります。値を増やすことを「インクリメントする」といいます。
x=x-1は、xに記憶されている値を1つ減らします。値を減らすことを「デクリメントする」といいます。
プログラム
次のようなプログラムをみてみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
プログラム説明
3行目のint x;では、変数xが宣言されます。4行目で、xの変数に10が代入されます。5行目では、xの変数の値が1つ増え、11になります。6行目で、さらに1つ増えて、12になります。7行目で、変数xの値が1つ減って11になり、8行目で、さらに1つ減って、10になります。
それでは、動作確認をしてみましょう。動作確認をする前に、Internet
Explorerの設定をちゃんとしているか調べてください。
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
[注意]このリンク先のページはInternet Explore
3.0以降で正しく表示されます。
問題: aの変数に記憶されている値を10だけ増やしたい場合は、どのように書けばいいでしょうか? |
解答例: ここをクリック。 |
今までのプログラムでは、上から順番に実行されてきました。順番を変える方法を次のレッスンから学んでいきます。まず、条件を与え、その条件が満たされる場合とか、満たされない場合によって、実行する内容を変えてみましょう。
次のレッスンでは、判断について学習します。[レッスン8へ]
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このページの最終更新日は 00/01/25 です。 |
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