インターネットエクスプローラで学ぶC言語(入門編)

レッスン6:計算(その1)

このレッスンで学ぶことは?
このレッスンでは、計算について学習します。いよいよコンピュータプログラムらしくなってきます。
クイックジャンプ: 加算・減算 |  | 動作確認 | 次のレッスンでは?

加算・減算
算数で学んだと同様な書き方で、プログラムでも加算(足し算)・減算(引き算)ができます。加算には「 + 」(プラス)の記号、減算には「 - 」(マイナス)の記号を使います。例えば、10+100を計算し、変数のxに代入したければ、
     x=10+100;
とします。右辺に変数を使うこともできます。例えば、3つの変数a、b、cがあり、それらに記憶されている値の合計を変数totalに代入したければ、
     total=a+b+c;
とします。減算の例として、100から変数sとtの値を引き、変数uの値を加え、変数tensuuに代入するときは、
     tensuu=100-s-t+u;
とします。
 「 + 」(プラス)、「 - 」(マイナス)の記号の前後に空白をいれてもかまいませんので、
    tensuu= 100   -  s   -  t+      u;
も正しいプログラムです。

Q&Aコーナー

Q: 乗算(掛け算)・除算(割り算)はできますか?また、括弧( )は使えますか?
A: ここをクリック。


プログラム

次のようなプログラムをみてみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

  1. void main(void)
  2. {
  3.   int s,t,u,tensuu;
  4.   s=20;
  5.   t=3;
  6.   u=15;
  7.   tensuu=100-s-t+u;
  8. }

プログラム説明

3行目int s,t,u,tensuu;では、4つの変数が宣言されます。4行目5行目6行目で、s、t、uの変数にそれぞれ20、3、15が代入されます。7行目で、100-s-t+uが計算されて、その計算結果がtensuuに代入されます。

動作確認
それでは、動作確認をしてみましょう。動作確認をする前に、Internet Explorerの設定をちゃんとしているか調べてください。

Cシミュレータ
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
[注意]このリンク先のページはInternet Explore 3.0以降で正しく表示されます。

練習

問題:  a、b、c、d、eの4つ整数型の変数を宣言します。aとbには収入、cとdには支出が入っているとします。残額を計算して、計算結果をeに代入したいときは、どのように書けばいいでしょうか?
解答例:  ここをクリック。

次のレッスンでは?
レッスン7でも、計算について学習します。よりコンピュータらしい計算になります。[レッスン7へ]


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このページの最終更新日は 00/01/25 です。
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