このページでは、複数の処理を1つにまとめる方法の1つを説明します。
クイックジャンプ: ブロック | 例 | 動作確認 | 次のレッスンでは?
if文は条件によって処理を変えることができますが、そのままでは、条件を満たす場合の処理は1つしか書けません。複数の処理をするときは、それらの処理を1つにまとめます。このまとめたものをブロックといいます。複数の処理を1つにまとめるには、次のように書きます。
書き方 { 処理1; 処理2; 処理3; }; 注意:処理数が3つの場合の例です。処理数が多くなっても同様です。処理を並べて、「 { 」と「 } 」を前後につけるだけです。「 } 」の行末では、「 ; 」(セミコロン)が必要ありませんが、ここではつけています。処理1、処理2、処理3の行頭に空白を入れていますが、これは、見やすくするためです。 |
Q&Aコーナー |
Q: 下のような、ifの処理の中にifがあるようなプログラムは正しいですか? if (a>0) { if (b>0) c=0; d=0; }; |
A: ここをクリック。 |
プログラム
次のようなプログラムをみてみましょう。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。
プログラム説明
4行目で、xの変数に10が代入されます。
5行目〜14行目では、xの値によって処理を変えています。xの値が0以上のときは7行目と8行目を実行し、xの値が0以上でないとき(0より小さいとき)12行目と13行目を実行します。上のプログラムでは、xの値は10で、0以上ですので、7行目と8行目が実行され、yに1が、zに-100が代入されます。
それでは、上の例の動作確認をしてみましょう。また、自分なりにプログラムを変更して、動作確認をしてみましょう。動作確認をする前に、Internet
Explorerの設定をちゃんとしているか調べてください。
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
[注意]このリンク先のページはInternet Explore
3.0以降で正しく表示されます。
人間は同じことを繰り返すのは、飽きてしまって、不得意ですが、コンピュータは、飽きもせず同じことを繰り返してくれます。この繰り返し処理をレッスン10で説明します。[レッスン10へ]
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このページの最終更新日は 00/01/25 です。 |
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