インターネットエクスプローラで学ぶC言語(入門編)

レッスン17:配列の応用例1(合計を求める)

このレッスンで学ぶことは?
このレッスンでは実用的なプログラムを作成しましょう。配列に入っている値の合計を計算します。
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プログラム
次のプログラムでは、配列を宣言し、配列の要素に値を代入し、その値の合計を求めています。
[注意]左端の番号は、プログラムの一部ではありません。各行を区別するために付けた番号です。

  1. void main(void)
  2. {
  3.    int i,t;
  4.    int data[5];
  5.    data[0]=10;
  6.    data[1]=15;
  7.    data[2]=6;
  8.    data[3]=8;
  9.    data[4]=12;
  10.    t=0;
  11.    for(i=0; i<=4; i=i+1)
  12.      t=t+data[i];
  13. }


 3行目で、2つの変数iとtを宣言しています。iはfor文の制御変数として使われます。tは合計の値を記憶するための変数です。
 4行目で、データの値を記憶する配列を宣言しています。ここでは、配列の要素数を5としています。5行目から9行目までで、配列のそれぞれの要素に値を代入しています。
 tに次々と配列要素の値を加えていくことにより、合計を求めることにします。まず、10行目で変数tを0を代入して、初期化します。その後、11行目12行目で繰り返して、配列要素の値a[i]を加えています。

動作確認
Cシミュレータを使って、上のプログラムの動作を確認してみましょう。

Cシミュレータ
Cシミュレータによる動作確認をするときは上の絵をクリック
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次のレッスンでは?
次のページで、もう1つ応用的なプログラムを見てみましょう。[レッスン18へ]


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このページの最終更新日は 00/01/25 です。
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