経営科学(オペレーションズ・リサーチ)研究室

以下は、朝日大学大学院経営学研究科[修士(博士前期)/博士(博士後期)課程]で作成し配付している『「情報管理学」PRシート』から抜粋し、若干加筆・訂正したものです。

 

1.担当教授のプロフィール(研究歴・企業歴) (板谷雄二)

大学院(東北大学大学院工学研究科電気及通信工学専攻博士課程後期3年の課程)修了後、宮城工業高等専門学校電気工学科(助手・講師・助教授)において、制御工学、システム工学、情報処理、応用数学等の講義を担当しました。朝日大学経営学部情報管理学科(助教授)に移り、コンピュータシステム、アルゴリズム論、線形計画法の講義を担当し、現在、教授。同大学院経営学研究科情報管理学専攻では、オペレーションズ・リサーチ特論T・Uとオペレーションズ・リサーチ演習T・Uを担当しています。

博士学位論文は「都市における住宅立地の時間的推移に関する研究」で、住宅居住者行動と住宅供給者行動を表す動的モデルを導出し、両者の行動を論ずるとともに、居住者と供給者との均衡から求められる住宅立地の空間的分布と時間的変化を考察したものです。時空間上に図を描くことによって直感的に理解しやすい解析方法について述べています。

現在の研究課題は、社会システムの動的分析とコンピュータをその分析に適用することです。

 

2.今後予想される修士課程学生の研究テーマや課題

社会システムのモデル化に関する研究
社会システムは複雑ですので、モデル化し、単純化しなければ分析が行えません。モデル化には様々な手法がありますが、それらを改良したり、新たな手法を開発しようというものです。
システムの動的分析に関する研究
時間を重要視して分析していかなければならないシステムが数多くあります。例えば、地価の上昇というのは、まさに時間的な分析によって明らかにできます。このテーマでは、コンピュータシミュレーションや数学を用いて問題を分析していきます。
コンピュータ援用システムに関する研究
経済や経営の分析にコンピュータがよく利用されていますが、まだ人間が分析手法や手順を与えてやらなければなりません。問題を与えてやれば、コンピュータが自分で判断して結果をだすようなシステムの開発を目指します。

 

3.院生研究室の施設など(図書・設備・ソフトなど)

ワークステーション1台、パソコン4台(AT互換機3台、Macintosh1台)、MS OfficeWindows 95Windows NT、ソフトウェア等開発環境(Visual C++Symantec C++Visual BasicDelphiMathematicaDirectorHyperCardStella等)

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このページの最終更新日は 00/02/27 です。
掲載責任者・ページ作成者: 板谷雄二(itaya@alice.asahi-u.ac.jp)